面白いマンガを描くために -7ページ目

ホーリーランド終わってるじゃん!

最終18巻読みました。

うーん。まあ・・・いいラスト・・・なのかな。

まあ言葉ではいいラストだけど

俺の心は震えなかった。

別に涙がキラリとしたわけでもなく

「ああ・・・終わってしまったのか」と。

キングや伊沢とのバトルも特に心燃えるものはなかった。

それは果たして俺が大人になりすぎたせいなのか。

人気はあっただろうけど、このまま無理やり継続させずに正解だと思う。

「美味しんぼ」に限らず、人気があるために

やめ時を失ってgdgdになっていく作品のなんと多いことか。

いや、もうすでにホーリーランドはかなりgdgdになってたという噂もあるが。

しかし、これでまた一つ

読んでる漫画が減ってしまった。

俺はもはや漫画オタではないなあ。

ただの漫画好き・・・漫画好きといえるほど漫画も読んでねえかもしれないw

マガジンの新連載

「カメレオン」「ジゴロ次五郎」の加瀬あつしの新連載「ゼロセン」

うーん・・・この人は、ホンット作風が変わらないなあw

次五郎なんかは、太ったカメレオンくらいのイメージしかなかったしw

でも、今回の話は設定が面白そうだ。

60年前の日本兵が教師か・・・

昔はタイムスリップして過去に戻るって話が多かったけど

最近は、コールドスリープして現在に甦るみたいな話が多いような。

おっとピクルの悪口はそこまでだ。

後、タイトルど忘れしたけどバンチでやってるアフロの漫画w

20年前にコールドスリープして現代で目覚める設定。

こういう話が流行るのはやっぱ現代が病んでる、病みすぎてるからなんだろうな。

「ゼロセン」で主人公のセリフ

「物が豊かになったぶん、心が貧しくなってやがる」

にはちょっと心揺さぶられたぜ。

ちょっと期待の新連載である。


もう一つはちょっと前に始まった新連載

「コードブレイカー」

これは、「サムライディーパー狂」の人が「しろがねの鴉(カラス)」で大ゴケして

次の失敗はもはや許されんぞくらいの勢いの新作です。

しかし、色んな意味で香ばしい。

邪気眼すぎるというか、中二病すぎるというかw

いや「しろがねの鴉」も典型的中二病漫画だったんすけどこれはwww

「目には目を 歯には歯を 悪には悪を」

ちょwww

そして「コードブレイカー(存在しない者)」の大神が左手から出る青い炎で

悪人を燃やし尽くす・・・

結構苦笑しながら読んでるけど、なにげにこういうストレートな邪気眼漫画は

人気が出るかもしれないw


ゴッドハンドテルいわゆるゴッテル

1巻から42巻まで読みました。

以前、ちょっとダラダラ感があるというか話が進まなくてマンネリ化してるというか

とにかく、もういいんじゃないかみたいな感想をしたような気がするが

コミックスで一気に読んだところ、別に問題なかった。

雑誌だとやっぱ話がなかなか進まないし盛り上がりにくいってのは事実か。

これは、はじめの一歩もそうだし、ワンピースとかもそんなかんじ。

俺の好きな福本作品にしてもしかり。

カイジにしてもアカギにしても雑誌だと読む気にならないほどgdgdすぎるw

いや長期連載のストーリー漫画のほとんどがコミックで一気に読んだほうが面白いんでしょうけど。


しかし、同じ医療漫画の「医龍」と比べてしまうとやっぱり見劣りがする。

かたや、「関わった患者の一人の死も見たことの無い医者」テルと

「皮肉なことだが、医者は死なせた患者の数だけ外科医として成長する」と断言する朝田龍太郎。

スタンスが違いすぎるw

まあ少年漫画としてはアリなんでしょうけどね。

ダメ医者テルが成長していく様が面白いです。

患者さんの命の危機に面した時の覚醒も熱い少年漫画らしくっていいです。

ただこの人も、長く漫画描いてる人なので絵柄的に少々古臭く感じるところもあります。

特に、女の子。昔なら可愛いと言われる描き方なんでしょうけど

最近の「流行り」からはやはりズレている・・・というか

俺は可愛いと思わない。

主人公の恋人?の綾乃さんにしても。

綾乃さんに関しては、設定もイマイチ好きになれない。

可愛くて優しくて、性格も良くて、気も利いてて働き者で主人公をわかってくれる・・・・

なんて都合の良い存在・・・!

人間てのは、もう少しダメな面がないと共感しづらいと思うんだ。

別に女の人にアンケートとったわけでもないけど

結構女性には嫌われるタイプじゃないかと思ったりする。


最近の四瑛会編では、四瑛会のダメな部分を改革しようと四宮とテルが奮闘するわけだが

ここで俺は前述した「医龍」がダブった。

四瑛会のダメな部分ってのは・・・本当の病院とか大学病院の医局とかのリアルな問題点なんじゃなかろうか。

決してフィクションではなく。

これまた「医龍」のだが

「医局の人間関係や、 

わずらわしい雑務なんて全部忘れて、

技術を磨くことだけ 

考えていられたらいいのにな」

これは研修医、伊集院登のセリフ。

ゴッテルの四瑛会でも、こういう人間関係みたいなものの確執が多々見られて面白い。

だけど、これは、病院にかぎらず

現実の会社なら

どこにでもあてはまるものなんじゃなかろうかと

俺は思う。

あ。俺、なんかスゲーかっこいいこと言ってるような気がするw


やっぱチャンピオンが一番面白いな

週刊少年誌ではチャンピオンが一番面白い。

これはチャンピオン紳士にとっては常識。

チャンピオン紳士というのはいわゆるチャンピオン読者のことだ。

しかし、俺は残念なことにチャンピオン紳士ではない。

チャンピオン紳士というのはチャンピオンに掲載されてる漫画なら

どんな糞漫画でも楽しむことができるのだ(らしい)

なんというか、他の雑誌の人気漫画のパクリをした新連載のパクリっぷりを楽しんだり

あまりの糞っぷりに苦笑したりと

そんな大人の味わいができるのが真のチャンピオン紳士らしい。

しかしチャンピオンが一番面白いというのはこれはチャンピオン紳士でない俺でもそう思う。

以前、ジャンプとマガジンを愛読してたヤングな知り合い(20歳くらい)がこう言ってた。

「最近ジャンプとマガジンあんまり面白くない。ちょっとチャンピオン読んでみたら意外に面白い漫画が結構あってハマってきた。」

ずっとマガジン一筋の知り合い(24歳くらい)は「最近のマガジンのつまらなさは異常。ジャンプより読むものが少ないかもしれない」と嘆いていた。

そこでチャンピオンを勧めてみたが「チャンピオンwwwそれはないwww」と一蹴されてしまったw


今面白いのは「クローバー」

ヤンキー漫画で結構面白く5巻の時点で150万部ほど売れてるらしいが

これはチャンピオンとしてはかなり凄い売れ行きである。

「クローズ」「キューピー」「WORST」の高橋ヒロシを見事にパクったかんじの作風でうまく成功している。

そして「ナンバMG5」これは、ヤンキー一家に育って超強いヤンキーの主人公が普通の少年に憧れて普通高校で普通のシャバイ少年を演じてるという異色ヤンキー漫画だが、こう説明すると陳腐だが読んでみると面白い。

ちょっとベックの人っぽい雰囲気w

「弱虫ペダル」秋葉系オタク少年が自転車に目覚める。なんだか面白い。絵はあんまりうまくないんだけど好き。

そんで今一番お勧めなのは「ストライプブルー」

これはまあ普通の高校野球漫画なんだけど、今風に恋愛要素アリ萌え要素アリ燃え要素アリとなかなかいいかんじ。

ただ、絵がちょっと古いかんじで最近の綺麗な絵に見慣れた人にはとっつきにくいかも。

「みつどもえ」これはもう定番ってかんじ。

うーん。まあ面白い時と面白くない時があるが、それはギャグ漫画の宿命か。

ただ女の子がホントに可愛いので萌え好きにはいいと思う。

「イカ娘」萌え系ギャグ?ほのぼのしてて毎回楽しめる。大笑いはないが和む。

「鉄鍋のジャン」ちょっと安定して前よりもパワー不足か。でもまあ面白い。

「浦安」安定している。特に言うことはない。ジャンプで言う亀有みたいなものだがあそこまで劣化していない。

「バキ」もはやギャグ漫画。でもなんのかんの言って見ちゃうし面白い。

「ドカベン」基本読まない。(←じゃあ書くな)

「サナギさん」通なファンにはコアな人気のシニカルほのぼの系ギャグ。俺はあまり好きではない。

「覇道」20年以上前にタイムスリップをしたかのような錯覚にとらわれる漢(おとこ)漫画。

喧嘩浪漫溢れすぎておそらくついていける読者は少ないんじゃないかと心配する。

「現代怪奇絵巻」これは俗に言う「あるあるwww」な漫画だが、絵が汚すぎてVIPクオリティwwwってかんじで何気に毎回読んでしまうwwww


しかし、レビューというか本当に駄文な感想垂れ流しだな俺w






セクロストリプルニート第二話描いたお^^

しかし、あれだな

「セクロス描いた」とか言ったらあの描写を描いたようにしか思えないですよねw

http://nitokan.fc2web.com/

最近・・・というかずいぶん前からですが

絵が荒れてる・・・というか雑というか手抜きというか・・・

ヘタなのはずっと前からヘタなんですけどw

なんと言いましょうか

絵を描く気力が全くない^^

漫画は描きたいんだけど絵を描きたくない・・・

こういう症状が続いてるわけでして^^;

漫画とかイラストを描くのが好きな人からすれば

「ふざけんな」「甘えんな」「じゃあ描くのやめろ」とお思いでしょうが

これが最近の自分の現状です。


昔は漫画描くの楽しくて楽しくてしょうがなかったんだけどな~

いつから描くのが苦痛になったりしたんだろう・・・


今週のヒメノア~ル(ネタバレあり)

まあ、結局は水族館は行かなかったわけですがw

あの美人のユカちゃんの友達の飯田アイってのは何者なんだw

でもまあ、言ってる事はまあ・・・正論・・・正論なのかな。

しかしですな、岡田君の夢の

「彼女とか作っていっぱいイチャイチャしたい」ってのは

小さい・・・小さいですかっ!!

古谷実ファンの男性読者は思いっきり岡田君の夢を支持するでしょう。

だって、難しいよ。

彼女作るのは。

岡田君みたいな「毎日が最悪につまらない一日」を送ってるタイプの人間ってのは

自分が「つまらない人間」だっていうのを知ってるんだ。

「こんなつまらない自分がこんな可愛い子を好きになってもどうせムダに決まってる」

「こんなつまらない自分とこんな可愛い子が果たして釣り合うのか」

などくだらないことばかり考える。

マイナス思考なんだ。

俺もすっごくマイナス思考。

よく人にプラス思考じゃないと駄目ですよみたいに言われるけど

そんなに人ってのは変わるもんじゃない。


安藤さんの言葉も支持する。

「この世に絶対なんてことはない」

でも、安藤さんとユカちゃんじゃ、無理だろw

しかし、ユカちゃんの好きな人ってのはやっぱり

岡田君なのかなあ。

安藤さんも応援したいんだけどなあ・・・・

美味しんぼ102巻究極と至高の行方(ネタばれあり)

なぜか、最終回だと思って買ってしまった。

結局、山岡と海原雄山は和解したわけだが

なんだかな~ってかんじ。

後半では海原雄山の偉大さを認めない山岡が狭量な男だというかんじで描かれていたが

間違いなく初登場時、そしてそれからしばらくの海原雄山は悪人

糞意地の悪い極悪人でございました。

フランス料理の鴨の料理でしたっけ。

血のソースをかけて食べるヤツ。

海原雄山は「ふっ・・・皆の衆、ご賞味あれ!こんな血のソースなんかよりわさび醤油で食べたほうが遥かに美味いっ!」とフランスの料理人を小馬鹿にしてましたw

そして、そのころの山岡は顔もトガってたし性格もトガってた。

このころはホントに面白かったな~。

山岡「ならば、お前の言う日本料理だって別な食べ方をしても美味いということを教えてやろう」

カツオの刺身にマヨネーズだっ!

海原「ううっ・・・しかし・・・カツオの刺身は醤油で食べるのが本来・・・・」

山岡「フランスの料理人もそう言いたかっただろうな」ビシッ


この話が俺の中のベストバウトである。

102巻にかぎらず、もう料理とか勝負とかどうでもいいかななんて思える。

山岡と栗田の偽善者ぶりと海原雄山マンセーの話の作りが

鼻に突くのは俺がひねくれてるからですか?

心が汚れてますか?

もうね、家族のだんらんのために家庭の夕食でトリュフを使えなんて

そんな馬鹿な話ありますかw

そんなもん俺の人生で喰ったことねえよw


とりあえず、最終回ではなく、まだまだ続くらしい。

そろそろ、潮時じゃないかなあ・・・って思うんですけどね。

いや、別にアンチってわけじゃないですよ。



週刊少年マガジン面白いか?

一時、ジャンプよりも部数を伸ばした黄金期があった。

その当時の連載陣がたしか、うろ覚えだが

カメレオン、コータローまかりとおる、金田一少年、サイコメトラーEIJI、はじめの一歩

こんなかんじか。

まだ有名な連載漫画あるかもしれんがなにせ資料がない。

はじめの一歩も今みたいにダラダラしてなかったし面白かった。

雑誌全体にみなぎるパワーみたいなものがあったように思う。

今はどうだろうか。

なんだかこじんまりとした漫画雑誌のように思える。

パワーを感じない。

今、楽しみにしてるのは「正直微妙だなあwww」と思っていた「賭博覇王伝零」と

「これはイマイチじゃねえかなあ」と思ってた「シバトラ」くらいである。

あ。テニス漫画の「ベイビーステップ」もまあ読める。

人気があるらしい「ダイヤのA」は読んでるけど・・・あんまり面白いと思わない。

「あひるの空」・・・最初のほう(5巻くらいまで)だけ面白かったが今はダメ。

なんか読んでてあざとくてイライラするwでも一応読んでる。

「はじめの一歩」は惰性で読んでるけど別に続きが気にならない。

後でまとめてコミックスで読んだほうが面白いかなあとか思う。

「ゴッドハンド輝」・・・うーん。読めるけど・・・もうマンネリというか・・・なんというか・・・w

その他の作品はほぼ全滅状態である。

なんつーかね・・・サンデー状態になってきてるね。

週刊少年サンデー。

惰性で続くベテラン陣の漫画に頼った雑誌。

新人はパンチ不足というかパワー不足のような。

ちなみにサンデーはずっと買ってない。

もう一度言う。

サンデーはずっと買っていない。





特命係長只野仁ファイナル

最近、というか、もうちょっと前ですか?

テレビでやってたんですよね?

特命係長只野仁。

テレビをすっかり見ないボクは

「ただの じん」とずっと読んでました。

無知ですいません。

ヒトシなんですねー!


今回、読んだのはコミックじゃなくて、いや、コミックなんだけどw

あのコンビニで売ってる普及版のヤツ。

「天国と地獄」編。


あんまり絵とかで作品を判断しないようにしてるんだが

さすがにこの人の絵はダメでした!^^

正直キライでした!

読んでみても、「うーん、やっぱ絵はヘタだなあ」と思う。

かといって内容がズバ抜けてるというかんじもしないんだが

なんというか、中年の哀愁をうまく表現してるというか

男のバカさを描けているというか、そんなかんじです。

結構考えさせられてしまう。

しかしこの万年係長の佐川、今回女2人に囲まれて

モテモテでうらやま・・・しいかなあ・・・

うーん、実際その立場になったらやっぱ複雑かw

一人はDV(暴力夫)から逃れて佐川の部屋に転がりこむ。

女は「お礼に体で・・・」と言うが佐川はDVの夫が怖くて手が出せない。

しかし、女は巨乳。モンモンとする佐川。

そして、和美という女。これも人妻なのだがこの人の旦那が性的におかしな趣味で

自分の妻の和美が目の前で他の男とセックスしてるのを見て興奮するという。

この和美がしばらく佐川の近くにいなかったのだが

また戻ってきた。

奇妙な三角関係が始まるw


で、エリート重役の入江は「500万で私を買ってください」という美人女子大生を

500万で買う。

しかし、入江はインポなのだ。

その苦悩がなんとも泣ける。

なんだか、言いたいこともわかるし、ちっともわからないような気もするw

そして女子大生は結局トンズラした・・・のか?

続きを読まないとわからない。

でも、どうしても続きを読みたいというほどはハマっていない。


別にお勧めしてるわけではない。

こんな本を読んだ。

ってかんじですが

正直、読む人にとってはかなり好き嫌いが激しそうな作品です。

バガボンドとあずみ

バガボンド25~28巻とあずみ1~35巻を読んだ。

あずみはもう3回目くらいかな。読み直したの。

いや読んだのはネカフェなんですけどね。

一応、戦国系の歴史漫画というわけでまあもの凄く強い剣士のお話ということで共通点がある漫画。

というか、あずみには宮本武蔵出てきますしね。

こんな言い方するとファンは激怒するかもしれないが

バガボンドあんまり面白くないと思う。

絵は激烈上手くて迫力はあるんだけど心が燃えないというか。

スラムダンクなんか何回読み直しても泣けるし感動するけど

バガボンドは読み返す気にならない。

戦闘シーンも「ん・・・?今どうなったの?」と首を傾げる場面もある。

その点、あずみは動きを全て絵で表すことができている。

どこをどう切ったのかざっと流して読むだけでも一目でわかる。

アクションシーンはスカっとする。

気分爽快なかんじだ。

動きも美しい。

今回読み返して思ったのは、小山ゆうの絵の美しさ。

これは素晴らしい。

心が震える。

ストーリー的にも何度も読み返すほど面白いわけだが

読み返してる途中こう思った。

あずみ、男にホレっぽいというかだいぶ浮気性じゃね?

次から次へとポンポン男を好きになりやがって。

そりゃ、男もあずみなら好きになるだろうけどな。

美しくて強くて頭が良くて性格が良い。

なんだそりゃってかんじですよ。


俺の中では戦国歴史漫画としてはあずみに軍配が上がるわけだが

当然、世間では違う評価であろう。

というか、まちがいなくバガボンドのほうが圧倒的に上の評価されると思う。

俺の好きな漫画ってのはある意味単純なアクション系・・・スカっとする漫画なのかな。

浦沢作品にしてもMONSTERや20世紀少年などの評価が高いサスペンス物よりも

HAPPY!(テニス)YAWARA!(柔道)などのスカっとスポーツ物のほうが

圧倒的に面白いと思ってる派なので。